domingo
60 Anos de Difusão do Chado na América Latina 2014
A Paz através de uma tigela de chá
Em 2014 celebramos o 60 º aniversário da Difusao da Cerimonia do Cha Urasenke na America Latina.
Em 1954, o Daisosho esteve pela primeira vez nas Américas e fundou escolas de chá no Brasil, Argentina, Peru e México. No Brasil ele inaugurou o Pavilhão Japones por ocasião do aniversário de 400 da Fundação da Cidade de São Paulo.
Nos dias 29 a 31 de agosto foi realizada a Convenção Latino-Americana do Chado Urasenke Tankoukai América Latina foi realizada em São Paulo cidade com a Presença do Grão Mestre Sen Soshitsu 15 (Daisosho, 91anos) 300 pessoas se reuniram de todo o mundo. Praticantes do Japão, Estados Unidos, Alemanha e países latino-americanos, como Brasil, Argentina, Peru, México.
Sen no Rikyu criou a cerimônia do chá e a Escola Urasenke do Japão é uma das 3 famílias, que descendem de Sen no Rikkyu. Atualmente a Urasenke tem escolas em 107 locais e 35 países. Nos países latino-americanos, depois de ter inaugurado o Pavilhão Japonês no parque Ibirapuera, no 400 º aniversário da cidade de São Paulo, fundada em 1554. Em 1954 o Daisosho visitou o Pavilhão Japonês e deu início à Difusão da Cerimônia do Chá no Brasil, na Argentina, Peru e México.
茶を通じた世界平和を祈念
茶道裏千家は1954年にブラジ ル、アルゼンチン、ペルー、メキシコに支部を設置してから今年で布教60周年を迎え、それを記念した「裏千家淡交会中南米大会」を8月29日から31日ま での3日間、サンパウロ(聖)市で開催した。同大会には15代家元・千玄室氏(大宗匠、91、京都)の出席を筆頭に、中南米諸国や日本、北米など世界各地 から約300人の門弟が参集。60周年の節目の年を祝うと共に、「一盌からピースフルネスを」を掲げる千玄室大宗匠は茶を通じた世界平和の実現を祈念し た。
茶人・千利休に端を発し、日本の「茶の湯」三千家の一つである茶道裏千家は、現在35カ国107カ所に支部を設ける茶道諸流派中最大 の 流派。中南米諸国においては、1954年にサンパウロ市創立400周年記念でイビラプエラ公園を造った際、同園内に建設された日本館の開館式に大宗匠が当 時若宗匠として訪れ、茶を点(た)てたことをきっかけにブラジル協会を設立。続いてアルゼンチン、ペルー、メキシコも訪問して協会を設立した。
それから60年を経た今年、大宗匠は45年ぶり3回目の来伯を果たし、同園内で8月29日午後1時から中南米大会に先立ち行われた「開拓先亡者慰霊碑献茶式」「日本館60周年記念月間開会式」に出席した。
慰霊碑に献茶・献花した大宗匠は、「本当に感無量であります」とあいさつし、同碑を管理する県連の本橋幹久会長から謝辞が述べられた。
日本館へ場所を移した一行は、初めに館内外を回覧。大宗匠は、「思い出すなあ」と口にしながら過去の訪問を懐かしんだ。
式典のあいさつで木多喜八郎文協会長は、同館に長年携わってきた人々への感謝を述べ、「日本館を末永くご利用していただき、日本古来の姿・伝統文化などを通してブラジルと日本の懸け橋となることを願ってやみません」と将来への希望を語った。
大宗匠は、60周年を迎えた喜びを語り、「もういっぺん長生きして、この日本館で皆様方に一服のお茶を差し上げ、日本とブラジルの文化交流に大きな思いを残したい」と笑顔で話すと、会場からは温かい拍手が送られた。
中南米大会は同日午後6時から聖市ブルックリン区グランド・ハイアットホテルで行われた「千玄室大宗匠主催晩餐会」に始まり、大宗匠は各テーブルを回って写真を撮るなど親交を温めた。
翌30日午前10時から茶道裏千家淡交会による「日伯友好・平和祈念献茶式並びに和合の茶会」が聖市モルンビー区のバンデランテス宮殿(聖州政庁)で開催 された。来賓には梅田邦夫在伯日本国大使館特命全権大使、福嶌教輝在聖総領事、羽藤ジョージ聖州議、野村アウレリオ聖市議、日系3団体会長、伯、亜、メキ シコ、ペルーの同淡交会代表らが出席した。
世界各地から駆け付けた着物姿の同門や地元の日系人ら約900人が見守る厳粛な雰囲気の中、日伯両国旗が掲げられた壇上に設けられた即席の茶室で大宗匠がお手前の茶を静かに点て、立礼式と呼ばれる作法で「献茶の儀」を執り行った。
次に来賓らが一つの茶碗で「濃茶」を飲み回す「和合の茶会」を行い、大宗匠は「飲み回しをすることで、皆一緒に区別・差別ない和の精神を」と説明した。
続いて、「中南米茶道布教60周年・茶道裏千家淡交会ブラジル協会設立60周年記念式典」が行われ、大宗匠は、「日伯友好のために献茶させていただきました。60年を迎えたことを大変ありがたく思い、心からお礼申し上げる。ムイト・オブリガード」とあいさつした。
それを受けて梅田大使は、「60年を経た今日の茶会は日本とブラジルの一つの歴史。日本とサンパウロ、日本とブラジルの関係強化に大きく貢献する」と述べ、60年の功績を称えた。
その後、裏千家ブラジル協会の林宗慶、林宗円両氏の正教授任命式、26の個人・団体の功労者表彰が大宗匠の手から行われた。
31日にはグランド・ハイアットホテルで記念茶会が開かれ、日本、ブラジル、北米、中南米、アマゾン、学校茶道など、それぞれの特色を現す道具や菓子を用いた茶席が設けられた。
『みんな一緒に平和を!』 大宗匠が「記念講演会」
サンパウロ州政庁で記念行事が行われた8月30日、式典後の午前11時45分から、千玄室大宗匠による「記念講演会」が『みんな一緒に平和を!』を演題に約50分間実施された。
大宗匠は初めに初代家元・千利休の「お茶室に入ったら武士も商人も農民も皆一緒」という言葉を引用。階級差の激しかった今から500年以上前の戦国時代に茶道が生まれ、茶室では皆平等に一盌の茶を勧め合ったという茶道元来からの真髄を説明した。
また、ジョア ン・ロドリゲス(キリスト教宣教師フランシスコ・ザビエルの従者)の著書『日本教会史』には茶の記載が3分の1あることや、大宗匠自身家が禅宗でありなが らカトリックの同志社大学で学んだ経験を語り、中国から仏教と共に伝わった茶とキリスト教の密接な関係を説明した。
大宗匠は、「自分だけ飲んだらいいんじゃないか、そうではなく、人様に勧める。『あなたのために』。皆がそういう気持ちでずっと共に一つのお茶を飲んでいただいたならば、どんなに平和な心になるでしょうか」と一同に問い掛けた。
また、利休が唱えた茶道の精神「和敬清寂」について語り、「ブラジルこそ私は茶道が一番大きな役割を果たせる一つのものだと思います。もちろんコーヒーも 大事ですよ。けれど、お茶を召し上がってください。お茶を召し上がったらこんなに元気になります」と話すと会場からは拍手と笑いが起こった。
そして、「百聞は一見に如かず」ということで、茶室における茶道の実演が門弟たちによって行われた。
最後に大宗匠は、次の言葉で講演を締めくくった。
「とにかくこのお茶碗は丸いんですね。地球なんですよ。その中に緑がいっぱいある。私たちはそれを大事にしないといけない。だから片手でもいいけど、両手で。温かく。そうすると自分の気持ちが落ち着いてきます。どうもありがとう」―。
2014年9月4日付
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